Saule baby

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オーガニックにこだわることのよさや 3R(リサイクル・リユース・リデュース)が大切なことは分かっていても
日本で見かけるオーガニック製品は子供服にしては単色でシンプルすぎてつまらない。
リサイクルといっても、本当にいいものに出会うのはなかなかたいへん。

いくら環境に優しいことをしたくても、引き算なエコでは意味がない、と思いました。

子供服なんだもの!オーガニック製品だってもっとカラフルだったり、デザイン性があってもいいはず。
リサイクルだけでなく、もっと違った形でおしゃれに楽しく洋服(繊維)がリユースできたらいいのに。
何か、かわいく楽しくおしゃれにエコできる子供服はないの?!


とそんな思いに“取り”つかれて、スウェーデンに住む友人にメールでスウェーデンのエコ事情を聞いたり、エコについての本を読んだりするようになりました。
インターネットでは、北欧にオーガニックコットンを広めようと活動しているAnnikaという女性と出会い、 思いを共有したり情報を交換するようにもなりました。そうこうするうちに、こだわり出すとどこまでも走っていってしまう性格が背中を押して、

とにかく一度スウェーデンへ行ってみよう!と。

スウェーデンは、以前留学で1年住んだ土地なので、ある程度土地勘はありましたが、 そこに行けば得られるだろう確実な何かがあったわけではありませんでした。
だから、滞在中の約2週間はとにかく歩けるだけ歩きました。訪れた4都市では、子供服屋を見つけては1軒1軒 「エコ服」の扱いがあるか、何かエコについての情報はないかを尋ねて回りました。

ブーツ1足をダメにするほど歩き回るうち、 日本では見かけないような北欧らしい色合いでデザイン性の高いオーガニックコットン使用の子供服や、 カラフルなビンテージファブリックを使用してリメイクされた子供服など、 これなら絶対楽しく着てもらえれる!子供たちに着てほしい!と思うようなかわいいお洋服にたくさん出会うことができました。
バイヤーの経験などなく、何も分からず、とにかく勢いだけで渡瑞してしまったはじめての買い付けの旅でしたが、 結果、7社との契約とその他たくさんの情報を手に帰国することができました。

そして、なによりスウェーデンでたくさんの人たちと出会い、エコへの気持ちを共有できたこと。 色々な人たちとの会話の中で、テキスタイル産業において考えていかなくてはならない問題点がたくさんあることを 知ることができたことも大きな収穫でした。

そうしたひとつひとつの経験があって、今のサウレが出来上がりました。

だから「おしゃれなオーガニック製品」や「リメイクのかわいい子供服」を扱っていくことは勿論、せっかくスウェーデンで知り得た知識- 地球を汚さないようにと配慮しながら洋服を作る人たちがいること、 労働者が安全に、そして正当な給与をもらって働ける環境のもと作られた商品であること、 そうした裏のお話も伝えていけるお店でありたいと思っています。
サウレでは、デザイナーや企業が何を考え、どんなコンセプトで商品を作っているのか話をしながら、 思いを共有できる取引先を増やしていくつもりです。北欧だけにこだわらず、世界中からおしゃれで、 あったかい想いがいっぱいに詰まった商品を探していきたいと思っています。

これからの未来を担う子供たちが少しでも多くの「優しい商品」に囲まれていられるように。
そして、モノを大切にする気持ち、自然と共存していくことの大切さ、環境にも人にも優しいとはどういうことなのか、 子供たちがそんなことを知り、考えるきっかけにサウレのお洋服がなれたら、 こんなに嬉しいことはありません。
巷に大量に売られているお洋服とは違う、個性あるお洋服でおしゃれをすることがエコとなる!
そんな素敵エコな子供服のお店でありたいと思っております。

今後ともサウレエコリュクスを何卒、よろしくお願いいたします。


2008年4月
サウレ エコリュクス店主
清川 桂