Saule salon

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今から十何年も前、スウェーデンのリンシェーピンという街にある大学で1年間、交換留学生として勉強していた私は、
日本の大学と単位交換する科目にプラス、現地で触れ興味を持ったスウェーデン語のクラスを受講していました。

1年が経つ頃には、たどたどしいながらもスウェーデン人とちょっとした会話が楽しめるようになっていたこともあり、
日本に戻ってからも、せっかくなら勉強を継続しようと思い、スウェーデン語が学べる学校を探しました。

ところが当時、スウェーデン語を学べる学校自体が3校程度しかなく、しかもそのどれも、申し込み単位が半年や1年、
さらにマイナー言語なせいか単価が高く、そのため、スウェーデン語を学ぶためには数十万円を用意しなくてはいけない状態でした。

就職活動や卒業への準備で忙しかった私は、「今、そこまでのお金を出して、果たしてスウェーデン語を学びたいだろうか?」と考え、
結局、学校に行くことはなく、大学を卒業後はスウェーデン語に触れる機会もないまま、
せっかく学んだわずかながらのスウェーデン語は、すっかり使い物にならない状態となりました。

すごく勿体なかったという思いを抱えながらも、何もしないまま時が流れていた私に転機が訪れたのは、
北欧の子ども服を輸入販売する事業を始め、青山に事務所を借りたこと。

骨董通り沿いという便利な場所にあった事務所も土日はただの空き部屋。
その昔、私が自宅で英語のお教室をやっていたことを知っている友人が一言、
「ここは場所がいいから、土日に英語のお教室でもやったら?」
その一言にはっとしました。

英語もいいけれど、英語のお教室は巷にたくさんある。
それなら、私が留学からの帰国後、ほしかったお教室を作ってはどうだろう。
高い入学金や何か月・何年通わなくてはいけないといったしばりのない、
来たい時・来れる時に、その一回分の受講料を持ってコトバやその国の文化に触れられる、
学校ではなく・・・そう、人が集うサロンのような場所を・・・!


そこからすぐに北欧言語の講師をやってくれる人を探し、サウレサロンは、2008年10月にフィンランド語からスタートしました。

なにはともあれ初めてみなくては分からないといった気持ちで、とりあえずレッスンを組み、
最初募集を掛けた時には、人が集まるか心配で心配でたまりませんでした。
でも、予定した4コマはまたたくまに満員御礼となり、その後も順調に回数を重ねながら、
スウェーデン語、ロシア語、ドイツ語、イタリア語、アラビア語と言語も増やしていきました。
(現在はフィンランド語、スウェーデン語、ロシア語のみ)

その後、事務所移転により青山を引き上げたり、帰国による講師の交代などがありながらも、サウレサロンはもうすぐ丸4年。
今もこうして継続してサロンを開催できているのは、サロンに足を運んでくれるメンバーの皆様あってこそ、です。

ここに改めて、これまで参加してくれたすべての参加者に、そして今なおサウレサロンを愛してくれている皆様に、
心から感謝の気持ちを込めてお礼を伝えたいです。
ありがとうございます。

これからもずっとずっと愛してもらえるサロンでありたいと願いつつ・・・
今後ともサウレサロンをどうぞよろしくお願い申し上げます。

2012年8月
サウレサロン主宰
清川 桂

サウレサロンへのお問い合わせは、saulesalon@gmail.com までお気軽にどうぞ。